日が変わりました。でもやっぱり船酔い。気持ち悪いー。吐くわけではないのですが、常に船が揺れているので胃を攪拌されているような気分です。うぇっ。食事はとったりとらなかったりでしたが、講義はほとんど欠席。聞きたかったんですが、この体調では仕方がありません。しかし、唯一ゾージャック講座だけは聞きました。というか、これは聞いておかないと南極大陸に上陸出来ませんので、体調が悪かろうがなんだろうが聞くしかありません。
南極大陸には当たり前ですが、港や波止場なんてありません。一方、私達の乗るアカデミック・イヨッフェ号はそれほど大きな船ではありませんが、それでも定員100名を超える外洋船。とても波止場の無いところに接岸できるものではありません。そこで、船を陸にある程度近づけた後はゾージャックというエンジン付きゴムボートに乗って上陸するわけです。このゾージャックには乗り方降り方に少々コツがあるので、それを聞いておかないといけないのです。それに、船から出るとき帰るときの手順を守らないと、最悪南極大陸に置き去りにされてしまいかねません(^^)が、それだけはなんとしても避けなければいけません。南極の自然を守るためにいくつかの約束事もあるので、それもちゃんと聞いておかなければいけませんね。
下船、乗船の手順としては、ゾージャックの乗り場で点呼を取っているので、そこで名前と部屋番号を伝える事。ゾージャックに乗る時は、乗船を助けてくれるスタッフとお互いの手首を掴んで、万一揺れても簡単に手を離さないようにして乗りこむ事。ゾージャックのへりを踏んで乗り降りする事。ゾージャックに乗っている間は、常に片足をへりの隙間に固定しておいて、ちょっとした揺れでも振り落とされないようにする事。上陸時は、ゾージャックのへりに腰を下ろして足を振り上げて行うこと。だいたい以上のことを覚えておけばゾージャックの乗り降りは問題ないかと。
南極大陸上陸時の注意としては、何も置いていかないこと、何も持ちかえらないこと。ペンギンなど動植物には触らないことなどがあります。また、船に帰ってきたら長靴についた泥をきちんと洗い流さなければいけません。種子や菌などを南極の他の地域や南米大陸に持ち込んではいけないからです。