早朝に起床。今日はアルゼンチン南部のウシュアイアに移動するのですが、その飛行機が出る時間が朝の5時半。こんな時間でもホテルでは朝食バイキングが用意されていたんですが、みかんと二人して寝坊してしまったのでちょっとつまんだだけでバスに乗り込みました。バスで国内線の空港に移動し、ブエノスアイレスのガイドさんには「では来世紀に会いましょう」と言われてお別れし、飛行機に乗り込みます。ちなみに飛行時間は4時間くらい。国内線で4時間も掛かるとは、やはりアルゼンチンは大きな国だ...
朝食を食べそこなったわたしとみかんですが、機内食が出てなんとか食糧補給。無事にお昼頃にウシュアイアに到着しました。ウシュアイアはそれほど大きな街ではないので、空港も小さめ。ちなみに、ガイドブックによるとウシュアイアでは人々はなぜか雨でも傘をささないとあったのですが、ほんとに雨が降っているのに傘をさしている人が居ません。なんででしょうね。風が強いからではないかとも言われているらしいのですが、詳しくは謎です。
空港では、今度はウシュアイアでのガイドさんに出迎えてもらい、またしてもバスに乗って街に移動です。お昼ご飯は市内のレストランでしたが、ここでこばやしさんが注文したのはかに、かに、かに。一人1匹のかにが割りあたり、みんなバクバク喰いました。やはり日本人、かにが好きですなぁ。そして添乗員のこばやしさん、なかなかやりますなぁ。
昼食後、市内のホテルで休憩しているところで、ツアー客が一人合流してきました。なんでも、仕事の関係でツアー全部には参加できないので、自力でここまでの飛行機を手配して、南極ツアーにだけ参加するそうです。そうか、そういう方法が取れたんですか。それだったらわたし達もそうすれば良かったかもしれませんね。次回があれば検討しましょう。ちなみに合流したのはみよしさんという若い男性が1名。わたしとみかんを除いたら初めての若者参加者です。よかったぁ。正直、他のツアー参加者がみなさん結構お年を召した方ばかりなので、話が合うかどうか心配だったんですよね。
その後ホテルで休憩したり街を散策したりして時間をつぶした後、いよいよ夕方になって南極クルーズ船、アカデミック・イヨッフェ号に乗り込みます。いよいよ南極への旅行の始まりです。ちょっとどきどき、わくわくしてきますね。港は町からすぐ近くにありますので、荷物だけ別で運んでもらってみんなで歩いていったのですが、船を前にして記念撮影をしたりして、みんなかなり盛り上がってきています。
いよいよ船に乗り込み、私達がこれからクルーズの期間を過ごす部屋に案内してもらいます。今回は新婚旅行ということで、せっかくなのでスイートルームにしたのですが、これが失敗だったことが判明。アカデミック・イヨッフェ号はクルーズに使用されているとはいえ、元々は探検船なので船の設備がそれほど豪華と言うわけではありません。スイートルームも、実際簡素なものでした。普通のツインルームとの違いと言えば、一応ベッドルームとリビングに分かれていることと(と言っても大して広くも無いし設備が整っているわけでもない)、部屋にトイレとシャワーがあること。しかしトイレはともかくシャワーは狭くて寒いのであんまり使い物になりませんでした。船にはサウナがありましたから、そちらを利用すれば十分でした。という事で、払った値段ほどの価値は残念ながらありませんでした。事前に分からなかったので仕方がありませんけどね。
出港してすぐに避難訓練があります。ものすごい音の警報が鳴ったら、部屋に常備されているライフジャケットを着込んで、指示された通りに甲板に集合です。しかし、あの警報のやかましさはすごいですね。寝てても絶対に起きます。甲板では点呼を取って、後は救命ボートの中を見学して終了。救命ボートはさすが極地用ということでカプセル型になっています。普通のボードだったら寒さで死んでしまうかもしれないので、これはごもっともですね。
避難訓練が終わったら今度は夕食。食堂では特にどこが誰の席とは決まっていないので適当なところにランダムに座ったところ、相席になったのはオーストラリアから来たウォーレンとアリスというご夫婦。実は今回のクルーズはオーストラリアのペレグリン旅行会社の企画したものに朝日海外企画が便乗したものですので、当然ツアー客はオーストラリア人と日本人の混成となっています。人数はオージーが40人ほどで日本人は12人と日本人が圧倒的に少数派ですけれど。という事で、相席になるのはオージーの可能性が非常に高いわけで、なんとか片言の英語でコミュニケーションを取って食事をする事が出来ました。ちなみに、最初の内はこのようにランダムに席を取っていたのですがやはり不都合があったわけで、その後は日本人は日本人だけでかたまって食事をするようになりました。あんまりかっこいい話ではありませんが、みなさんそれほど英語が堪能ではないので、これは仕方がないでしょうか。
食事が終わった後、そのままミーティングになりました。今回の航海ではこうしたミーティングが何度も行われることになります。ツアーリーダーはカナダ人のビル・デービスという人なんですが、当然ながらミーティングは全て英語で行われます。わたしも真剣に聞いていたのですが、正直言って何を言っているのかさっぱり分かりません。他の日本人の参加者は真剣に聞いているので、みんなやっぱりすごいなぁと思っておりました。
さて全体のミーティングが終わってから、今度は日本人だけで集まってミーティングが行われました。ここでは当然ながら日本語で行われるわけでほっとします(^^)。内容は先ほどの英語のミーティングの要約を説明してくれたのですが、やはりほとんどの方が英語を理解しておられなかったそうです(^^)。ここでいかにも押しの強そうなよしわださんがミーティングの内容が分からないと困ると言ったことがきっかけで、その後のミーティングはガイドののぐちさんが同時通訳をするようになりました。結果的に、これは大変ありがたかったです。
また、ここで日本人メンバー同士の自己紹介が行われました。さきほどのよしわださんとかねさしさんの友達二人組。このお二人は新宿で行われた説明会でもお会いしました。同じく説明会でお会いしたこじまさんはおひとりで参加。もう一人説明会でお会いしたもりたさんは、お兄さんと二人で参加。他にはもりもとさんご夫妻とおかうちさんご夫妻。そしてウシュアイアで合流したあらたさんに、われわれ二人がツアー客。添乗員のこばやしさんとガイドののぐちさんを含めて、総勢14人という事になりました。年齢的には、30代はわたしとみかんとあらたさんの3人。添乗員のこばやしさんは年齢不詳ですが多分40代でしょう。もりもと弟さんもおそらく40代でもりもと兄さんは50代かな。あとはみるからに60代か70代ですな。
60代70代の方々は、既にリタイアして悠々自適の生活を送っておられる方々で、海外旅行も世界中のほとんどを行き尽くした方々ばかりでした。そして、最後にいきついたのが南極と言う事です。やっぱり普通はそういう順番になりますよねぇ。わたしのように初めてが南極と言うのは珍しいパターンなのでしょうね。ただし、それだけ海外旅行にあちこち行っている人ばかりですが、南極に今までに行ったことのある人は居ませんでした。ただし、例外はガイドののぐちさん。なんと仕事とプライベートで合わせると10回も行ったことがあるそうです。うーん、すごい。
そんなこんなで、大忙しだった一日もようやく終わり。わたしは部屋でぐったりとして休んでいたのですが、ここでアナウンスがあり、ウシュアイアの湾内を案内していた水先案内人がボートに乗って戻っていくのでそれを見送る人はデッキへどうぞ、との事。わたしははっきりいってそんな元気はなかったのですが、なぜかみかんは元気いっぱい。当然のように見送りに行ってしまいました。つくづく元気な人ですねぇ。