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   <title>なんだか社長</title>
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   <title>経営と実務の両立は可能か</title>
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   <published>2008-04-17T07:45:35Z</published>
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      経営者と言えば会社の顔です。小さな会社においては実務においても社長が顔である場合が多いですね。さて、その経営と実務の両立が可能かどうか、会社のタイプ別に考えてみたいと思います。

・完全一人会社
社長も実務者も全部一人でやっている会社。会社というかフリーランスですね。現実にはこのタイプが一番多いのかもしれません。

・完全一人会社にアシスタント付き
社長も実務も基本的に一人でやっているけど、補助的な作業を行うアシスタントを雇用している場合。社長が雑務に追われることなく業務に注力できると言う意味ではかなり理想的なタイプだと思います。

・社長のほかにも実務者が居る
社長も実務をするけれど、社員も居て実務もする。会社の成長過程においてよくあるパターンだと思います。が、個人的にはこれは非常に危険なタイプではないかと思います。というのは、クライアントは社長のスキルを目当てに発注をしてきますが、実務は社員が行う場合もある。実務者としても社長が一番レベルが高いのが通常ですから、成果物のレベルのミスマッチが起こる可能性がある。また、社長は経営と実務の両方をしなければならないために非常に多忙になるという問題点もあります。
実は私が以前に勤めていた会社もこのタイプでしたが、無理がたたり潰れてしまいました。世間的に有名な例で言えば、手塚治虫の虫プロも当てはまるでしょう。

・社長は経営に専念。実務は社員が行う
経営と実務が分離しているという、会社として最も完成した形態。成長を目指す企業は多分ここを目指さないといけないんだと思うんだけど、得てして一つ前の社長が実務者を兼ねる段階に留まってしまうパターンが多いんじゃないかと思う。

      
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   <title>外注考</title>
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   <published>2008-04-17T07:44:15Z</published>
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   <summary>うちは下請け業をやって生計を立てています。発注する側からしたら外注ですね。一方、...</summary>
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      うちは下請け業をやって生計を立てています。発注する側からしたら外注ですね。一方、外注に対立する概念として内制があります。

原理的に考えると、余計な管理コストが掛からないことから内制は常に外注より低コストになります。にもかかわらず現実に世の中で外注が頻繁に行われているのには、いくつかの理由が考えられます。

・スポット的に発生する業務である
内制するためにはそのための人員を雇用しなければならず、雇用したら仕事が無くても給料を支払い続けないといけない。一方外注ならばそのときだけの費用で済む。

・特殊な技術を要する
iPodの塗装を行っている会社のように、世界中を探してもそこでしか出来ない業務の場合は内制したくても出来ませんから、外注することになります。もっとも規模が大きくなってきたら会社ごと買収して内制化という手段がないわけではありません。

・低コストである
一般に発注する側の企業は大きくて、受注する側の企業は小さいです。企業の規模の差は給与レベルの差にも現れてきますので、内制するよりも外注するほうが、管理コスト等を加味してもさらに安いということもあります。(書いててちょっと悲しくなってきますけど)。国際的に言えば、中国などの低コスト国に対するオフショア開発などもこの範疇に入ります。

うちは外注で食っていっているわけですから、上記のいずれかの条件を満たさないと仕事が取れないことになりますので、少なくともどれか一つ、出来れば全部の条件を満たせるように努力したいと思います。

      
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   <title>社長ブログの書き方</title>
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   <published>2007-09-25T03:12:56Z</published>
   <updated>2007-09-25T03:14:22Z</updated>
   
   <summary>今更ながら社長ブログというものをしてみようかなぁと考えてみたのですが、一体何を書...</summary>
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      今更ながら社長ブログというものをしてみようかなぁと考えてみたのですが、一体何を書こうかというところでいきなり躓いてしまいました。というところで、社長ブログでどういうネタがあるのか思いつくところを類型してみました。 

「製品やサービス紹介」 
ある意味もっとも正当なビジネスブログですが、これだけだと企業サイトのサービス紹介ページと内容がかぶってしまいます。またブログという時系列性も生かせません。新製品、新サービスがリリースされたときの紹介という意味ではありでしょう。 ただ、ブログのネタになるほど多様なサービスをしてない場合にはこの手は使えません。 

「業務の様子紹介」 
業務日報のようなもの。毎日の内容が変わりますから、非常にブログ的です。 うちの場合、業務が全て受託ですから業務内容をそのまま紹介すると守秘義務違反になってしまう点が問題になります。ぼかして書くという方法もありますが、ぼかしても分かる情報もありますし、ぼかしすぎると何がなんだかわからなくなるかもしれません。 

「コラム」 
ニュースに自分の見解を付け加える新聞の投稿欄のようなネタ。これも毎日のニュースがもとになりますからブログ的です。ニュースを一般ニュースではなく業界ニュースに限れば、立派なビジネスブログでしょう。 

「業務に関係しない日常生活の紹介」 
極端な例では食事紹介ブログとか。こんなののどこがビジネスに関係があるんだとも思いますが、親近感を持ってもらうという意味ではかなり重要にも思います。ほとんど同じ二つの通販サイトがあったとして一方に店員のブログがあって一方になかったら、私ならブログがある方で買うでしょう。また、ブログで書いたネタが後日直接会ったときの話のネタになるなんて場合もメリットとして考えられます。 

いくつかの社長ブログを見てみましたが、ほとんどが上の四つがごちゃ混ぜになっているようです。結局、社長ブログと言えども明確な方針などなく、なんとなくブログを初めて書いているうちにテーマがなんとなく決まっていくというものなのでしょうか。それもウェブ的ブログ的でいいのかもしれません。 


また、社長ブログに期待する機能はどんなものがあるでしょうか。 

「仕事の発生」 
ブログを見た人が仕事を発注してくるというケース。もっとも正当なんですが、これを目的として前面に押し出してしまうとアサマシエイト的になってしまって見苦しいようにも思います。あくまで、結果として仕事が発生するのがいいんじゃないでしょうか。 

「既存人脈の強化」 
一度会っただけで人との関係はいきなり濃くなりません。何度も会って一緒の時間を長く過ごすことによって関係が強化されます。が、実際には時間が有限ですから多くの人に対してそのように接することは出来ません。しかし、ブログで自分自身のことを書いておけば、読者に対して一方通行ではありますが会う時間と近しい関係強化の効果が得られることが期待できます。 新規に名刺交換した人に対して、自分に関する詳細な情報を提供出来るという効果も期待できます。 

「新規人脈の開拓」 
ネットに公開されているページですから、検索エンジンなどを経由して既存人脈とは全く関係の無い人とコネクションが出来る可能性もあります。よほどの人気ブログにでもならない限り、なかなかあり得ないとは思いますけれど。 

「ネットコミュニケーション」 
当たり前の話ですがブログなんですから、リンク・コメント・トラックバックなどで他のブログやサイトとコミュニケーションが取れます。自分のエントリーに関してコメント等をもらうことで自分も新しい知見を得られることもありますし、他人のエントリーに対してコメントすることで他者に対してコネクションを張りに行くことも出来ます。 
しかし、コメント・トラックバックに関してはspamの横行で事実上機能不全に陥っていますし、社長ブログの場合はやはり炎上が怖いのかコメント・トラックバックともにオフにしているものが多いようです。
      
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   <title>仕事と家庭とどっちが大事</title>
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   <published>2007-09-25T03:12:39Z</published>
   <updated>2007-09-25T03:13:57Z</updated>
   
   <summary>仕事と家庭のどっちが大事でしょうか。高度成長期のモーレツサラリーマンだったら間違...</summary>
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      仕事と家庭のどっちが大事でしょうか。高度成長期のモーレツサラリーマンだったら間違いなく仕事だったんでしょうかね。 

現代だと家庭の方が大事って答える人が多いんじゃないでしょうか。それは理にもかなっていると思うんです。仕事においては、よほど特殊なポジションに居る人で無い限り、つまるところは替えの効く歯車でしかありません。これは別にヒラリーマンに限った話ではなくて、不謹慎な例えですが一国の宰相ですら替えが効くというのは小渕さんが身を持って証明しました。 

一方、家庭ではその人は間違いなく替えが効かない大事な人です。十数人兄弟の大家族だったとしても、一人くらい居なくてもいいやなんてことはないでしょう。 

で、家庭の方が大事なんだとして、しかし現実に行動としてどっちを大事にしているかというと、これは逆に仕事を大事にしている人の方が多いと思います。家庭と仕事で二つの用事が重なったとき、仕事を優先してしまうんじゃないでしょうか。そうは言っても家庭を優先したら仕事上の信用を失うじゃないかという反論もあるでしょうが、では家庭での信頼は失わないんでしょうか。どちらかの信頼を失うのだとしたら、より大事な家庭の信頼を得るように行動するのが自然ではないでしょうか。でも、現実には仕事の方を取る人が多い。これは別に世間一般を言うだけじゃなくて、自分も実際にそういうシチュエーションになったら、仕事を優先してしまいます。 

どうしてそうなるんだろうと昔から疑問だったんですが、ひとつ仮説を思いつきました。それは、仕事で信頼を失うということは歯車が合わなくなることを意味します。仕事上のポジションは替えが効きますから、合わなくなった歯車は容赦なく交換されるでしょう。一方、家庭でのポジションは替えが効きませんから少々合わなくなったところで交換されることはありません。 

この仮説が正しいとすると、家庭では地位を利用して家族に迷惑を掛けていることになり、かなーり嫌な感じになってしまいますね。うーむ。 理想なのは両方の信頼を得る状態をキープすることなんですが。
      
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   <title>名刺箱の棚卸し</title>
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   <published>2007-09-25T03:12:10Z</published>
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   <summary>少し思うところがあって自分の人脈を振り返ってみるために、名刺箱をひっくり返して全...</summary>
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      少し思うところがあって自分の人脈を振り返ってみるために、名刺箱をひっくり返して全部に目を通してみたことがあります。

私は社会人になって今年で15年目なんですが、ごく初期の分を除いてもらった名刺は全部置いてあります。だから展示会で会っただけの顔すら覚えてないような人の名刺もたくさんあるんですが、それを含めても15年分の名刺が概算で1000枚程度。ちょっと物足りないような気もしますね。数が多ければいいってものでもないのですが。

名刺に関してもうひとつ。10年位前からの習慣なんですが、貰った名刺には会った日付と用件を必ずメモするようにしています。ほんとはもっと詳細な情報を記録するとか名刺管理ソフトを使うとかした方がいいんでしょうが、それだと手間が掛かってしまうんで、とりあえず手軽に出来る方法としてメモだけ記述。そんなメモでも効果は絶大です。メモの無い頃の名刺は見ても全く用件の思い出せないものが何枚もあるのに対して、メモのあるものは基本的に全て思い出せます。これはお勧めです。 

ということで1000枚ほどの名刺を1枚1枚チェックしてたんですが、これが結構危険です(^^)。よくある「大掃除でアルバムを広げてしまう」に似たものがありまして、名刺をチェックするというよりも「あーこんな人居たなぁ」「そういえばこんな仕事もしてたなぁ」なんてことをひたすら懐かしんでしまって、なかなかチェックは進みません。この名刺箱、意外と自分の仕事の履歴になってます。 

今回名刺を見返してみて気が付いたことがありました。前述のとおり、社会人になって15年目なんですが、前半8年はサラリーマンで後半7年がフリーランスです。このサラリーマン時代の名刺とフリーランスになってからの名刺には明確な違いがあったんです。 

違いのひとつは数。圧倒的にサラリーマン時代の方が数が多い。バリエーションも段違いにサラリーマン時代の方が広い。こう書くとフリーランスになってから会った人に失礼にあたってしまうんですが、いわゆる一流企業の方の名刺もサラリーマン時代の方がはるかに多いし、職位も高い人が多い。つまりは、サラリーマン時代の方がはるかに広い範囲で仕事をしていて、フリーになってからは狭い領域に閉じこもって仕事をしてしまっているんですね。今更ながら、結構すごい会社に勤めていたんだなぁと思います。 

じゃサラリーマン時代の方が何もかも良かったかと言うと、そうとも言い切れません。なぜなら、サラリーマン時代に名刺交換をした人のほとんどが、私個人を認識してないはずだからです。プロジェクトのスタッフの一員として、先輩や上司のおまけとしてくっついて行って名刺交換しただけですから。例えば、今からこの名刺の人々にコンタクトを取ったとしても「あんた誰？」と言われるのがおちでしょう。一方、フリーランスになってから会った人は、基本的に私が会った人です。今からコンタクトを取っても「ああ、あのときの」とは言ってもらえるとは思います。そう考えるとフリーランスになってから貰った名刺の方が価値があると言えそうです。

当初は自分の持っている人脈の確認のために名刺をチェックしたのですが、意外と自分の仕事の立ち居地の変遷や人脈の分類など、色々なことが分かって面白かったです。
      
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   <title>再委託のリスク</title>
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   <published>2007-08-24T08:40:26Z</published>
   <updated>2007-08-24T08:42:05Z</updated>
   
   <summary>自分自身が受託という下請け業者で、実際のところ再委託で仕事を請けていることも多い...</summary>
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      自分自身が受託という下請け業者で、実際のところ再委託で仕事を請けていることも多いので自己矛盾している点もあるんですが、とりあえず私はリスクが怖くて自分が請けた仕事を再委託することは今のところやっていません。

世間的には再委託はメリットの大きい方法だと言われていると思います。とある仕事を受託して、マネジメントフィーを抜いて下請けに再委託するわけです。言葉悪く言えば丸投げですね。自分はせいぜい打ち合わせに同席するくらいで利益を得られるわけですからおいしいですね。丸投げと言うと悪いことのようにも思われますが、別に悪いことではありません。マネジメントはしているわけですし仕事を取ってくるのも立派な仕事です。業種や業務によっては再委託が禁止される場合もありますが、一般には禁止されているわけではありません。マネジメントを専門にやっている会社だっていっぱいあります。

こんなおいしい再委託ですが、なぜ私はそれをしないのか。ひとつはマネジメントと言っても結構手間が掛かるということ。マネジメントだけを専門にやっているのならそれで構わないでしょうが、普段は別の仕事をしていてその案件のマネジメントだけを割り込みで処理しなければならないのは結構大変です。

そしてこれは最大の理由ですが、再委託した先の業者が万一しくじった場合、その責任は全部元請である自分が負わなければならないことです。もちろん再委託先の業者には報酬は払う必要はありませんから資金はあるのですが、それを代わりに自分でこなせるとは限りません。第一、自分で代わりにできるんだったら最初から再委託しませんし。キャパの問題かスキルの問題で自分ではこなせないから再委託しているわけですよね。理屈の上では自分が負った損害を再委託先に請求することも出来ますが、そもそも支払ってもらえるだけの資力があるとも限りませんし、取り立てるための自分のコストも大きなものになります。

結局、再委託するということは他人の責任も自分で負わなければならないことになるわけです。そんな責任は負いきれないということで、私は再委託をやっていません。

仕事の依頼を請けた時に、うちではこなせなくて他社を紹介したら「間に入ってよ」と頼まれることもあります。クライアントとしては初めての取引相手で不安ということもあるでしょうしね。でも、上の理由で私は間に入ることは全て断っています。申し訳ないですけれど。
      
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   <title>法人成りをしたワケ</title>
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   <published>2007-08-24T08:40:09Z</published>
   <updated>2007-08-24T08:40:32Z</updated>
   
   <summary>2年ほど個人事業主をやったあと、会社を設立して法人成りすることにしました。会社を...</summary>
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      2年ほど個人事業主をやったあと、会社を設立して法人成りすることにしました。会社を作るといっても人を雇うわけではなく、基本的に一人で仕事をする事には変わりません。なぜわざわざ手間のかかる法人成りをしたのか。当然、複数の理由があります。

まず最大の理由は、節税のためですね。この理由で法人成りする個人事業主も実際多いらしいですし。細かい税務の話は省くとして、ある程度以上の年商があるならば、法人成りした方が節税になります。私の場合、実は法人成りした年度はそこまでの売上があったわけではなくて、節税になるかどうかギリギリのラインでした。しかしまあ、今後売上が伸びていくならメリットがあるだろうと言う事と、他の理由もあったので法人成りしました。

法人でないと出来ない仕事をしたかったという前向きな理由もあります。過去形ですけど。「大企業と取引するには株式会社でないと～」という話もありますが、それ以外にもとにかくどんな形態でも法人格が無いと門前払いという事も世の中にはあるんです。当時やろうとしていた仕事にそういう制限があったので、というのも理由です。その後、いろいろあってその仕事は頓挫して放置ですけれど(^^)。

単純に面白そうという理由もあります。会社を作れば私は社長です。一人っきりの会社ですけど(^^)。

フリーの理由に書いた社会の勉強の延長というのもあります。会社を作れば、個人事業主よりも、さらに広い範囲で勉強することが出来ますね。

継続という信用は今欲しくても手に入らないというのも、消極的ではありますが理由の一つです。仕事における信用というのもいろいろな種類があって、上場企業であるとか、大きな資本があるとか、スタッフがたくさんいるとか、一等地に自社ビルを持っているとか、いろいろあるわけです。上場はともかく、それ以外の信用はお金さえあれば明日にでも用意できます。しかし、時間による信用だけはそうはいきません。事業継続3年の信用が必要になっても、今すぐには手に入りません。そういう信用が必要だったわけではありませんが、将来必要になったときに「あの時法人成りしておけば」と思うくらいだったら、今してしまおうと思ったわけです。

個人事業主だと、クライアントからの扱いが悪かったことというのもあります。具体的にどうこうと書きにくいのですが、取引先の会社において正社員が居てアルバイトが居て、下請け業者はその下とみなされていました。また、孫請けの仕事で元請の会社の社員の振りをしてクライアントのところに行かされたなんてことも、何度もありました。とにかく個人事業主は舐められているなぁ、と感じる事が多かったので、では法人成りしたら少しは扱いが変わるかと思ったのです。しかし、実際には法人成りしても何も変わりませんでしたね。当たり前の事ですが。舐められるのは、私がそれだけ未熟で取るに足りない存在だったというだけの事です。
      
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   <title>出来上がってからのコスト</title>
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   <published>2007-08-24T08:39:04Z</published>
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      ある仕事があってうちに発注してもらったとします。当然、言われた通りのものをちゃんと作るんですが、その言われたとおりのものが本来必要だったものと寸分たがわないということは残念ながらめったにありません。別に私が手を抜いたとかそういうわけではなくて、これは仕様策定の話で、実際に作ってみてはじめて分かることというのは多いものです。

作ってみたもののちょっと違っていた。もしくはここを改良したらもっといいものになることが分かった。という場合、追加で修正作業を発注すればいいわけです。が、ここで追加発注というのが意外とハードル高い。仕様に欠陥があって是が非でも修正しないといけないような場合にはもちろん修正作業が発注されます。しかし、修正しなくてもちょっと不便で使いにくいけど使えなくは無いという程度の場合、なかなか発注はされないんです。口惜しいことに。発注するとお金が動きますからね。発注側も受注側もどちらも「ああ、ここ直したい」と思いながら、そして修正しないことによって使い勝手は確実に悪い。これ、結構ストレスたまります。受注側としてはいっそ無償で修正してしまいましょうかと言いたくもなるけれど、仕事としてやっているわけですからなかなかそうもいかない。結果、ちょっと不便なまま使い続けられるというのは誰しもがちょっと不幸な問題。

結局のところ、モノつくりって大抵そうなんですが、一発で完璧なものができあがるとは限らなくて、出来上がってからも継続して改良を続けていく性質ってあるんですよね。ところが、発注側って一発でものを作る場合の工数・コストしか見込んでない場合が結構多い。発注側の人もそんなことはもちろん分かっているとは思うんですがね。
      
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   <title>営業の最初のハードル</title>
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   <published>2007-08-24T08:38:26Z</published>
   <updated>2007-08-24T08:39:27Z</updated>
   
   <summary>営業の最初のハードルと言っても色々あると思いますが、ここではお客さんに発注の意思...</summary>
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      営業の最初のハードルと言っても色々あると思いますが、ここではお客さんに発注の意思をもってもらうというところにおいてます。

うちは仕事のほぼ全てを受託でやっています。この場合、お客さん側である程度やりたい内容と予算が決まった状態から仕事の話がスタートするので、「営業の最初のハードル」は既に越えた状態になっています。だから、ある意味非常に楽。また、お客さんがお願いする立場ですので、ある意味で下手に出ていることになります。交渉の主導権をある程度こちらが握ることが出来ると言う意味でも楽です。

一方、世の中には提案型の営業というのもあります。極端な例で言えば飛び込みのセールスマン。需要はあるけれどお客さんの中で具体的になってないし予算もついてないところに仕事を作り出すというもの。こっちは「営業の最初のハードル」をまず越えなきゃいけないわけで、その点で非常に難易度が高いと思う。また、たとえ仕事に結びついたとしてもお願いしたのは受託側ですから、交渉の主導権はお客さん側になってしまい、場合によっては色々無理を言われてしまう可能性もあります。

うちは受託をやってるといっても、継続して付き合いのあるお客さん相手だとこちらから提案をすることもあります。「ここ、ちょっと機能を追加したら便利になりますよ」とか。的外れな提案もしてしまうこともあるけど、お客さんもそりゃいいですねと同意してくれるものもあります。が、同意してくれるからって実際に仕事になって発注してくれるということはめったに無いんですね。要するに「営業の最初のハードル」が越えられない。

その追加作業によってお客さん側に掛かった費用以上の利益が出ることが期待できると明確に示しても無理。機能を削って規模を小さくして、それに合わせて費用も減らして、極端な話1万円や5千円でどうですかと言っても首を縦に振らない。社内稟議を通すのが面倒でも、それくらいの額なら担当者のポケットマネーでも対応できるだろうに。でも、根負けして「じゃサービスでタダでいいですよ」とでも言おうものなら「ではすぐにお願いします」となるわけだから、お客さんもメリットがあるということは分かっているんですよね。

お客さんの側で既に予算が設定されている場合は数百万でも数千万でも簡単に首を縦にふるのに、予算が設定されていないと1万円でも難しい。つくづく人にお金を出させるのって難しいなぁと思う。もちろん、それをウンと言わせるのが営業の腕なわけで、それが出来てない私は力不足ということなんだけど。
      
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   <title>ナンバーワン・オンリーワンの幻想</title>
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   <published>2007-08-24T08:36:17Z</published>
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      フリーランスにしてもビジネス全体にしてもですが、ナンバーワンやオンリーワンを目指せと言うのはどこでも言われています。ナンバーワンやオンリーワンになることによって競争で優位に立てるため成功しやすいと言うわけです。それはそれで間違ってはいないとは思うのですが、私はナンバーワンやオンリーワンでなければならないことはないのではないかと考えています。多分、現実的には私の考えの方が間違っているとは思うんですが、今はそうは思えないということで、以下その理由を書きます。

まず、ナンバーワンでないと仕事が来ないわけでも、価格競争で叩かれて成り立たないわけでもありません。例えばフリーのプログラマが日本に1万人居るとして、その内1番の人しか仕事が来ないというわけではありません。その1番の人がいくら優秀でも、一人で世の中の全ての需要をまかなえるわけではありません。1万番目の人には仕事は来ないかもしれないけど、まあ8割くらいの人にはだいたい仕事は回るんじゃないでしょうか。要するに需要と供給なわけですから、そのバランスが極端に崩れない限りダンピング競争にはならないはずです。

次にオンリーワン。この仕事はこの人にしか出来ないという場合。もし今からあなたがフリーランスとして開業するとして、オンリーワンを目指したとします。他に競争相手が居ないわけですから、世の中にその仕事は今は存在しないことになります。需要はあるかもしれませんが、少なくともビジネスとして成り立っていません。そんな中でオンリーワンで仕事を回していこうということは市場そのものを創り出すことに等しいことになるわけです。別にそうして悪いわけではありませんが、すごく大変なことでもありますよと付け加えておきたくなります。そこまで茨の道を選ばなくても、もうちょっと楽な道もあるでしょうに。

また、オンリーワンでうまく仕事が回るようになったとしましょう。オンリーワンですから同じ仕事を出来る人は他には居ません。独占状態です。一時期、町工場で働く神の手を持つ職人さんが盛んに紹介されたことがありましたが、彼らもオンリーワンの一人ですね。そうした神の手を使ってようやく製造できる製品が出来たとします。でも、それってビジネスとして正しいんでしょうか。神の手を持つ人は他には居ませんから、その職人さんに万一のことがあったら、その製品はもう製造できなくなることになります。

私は全ての仕事は替えが利くものだと考えています。もちろん代替した場合にはコストが高くなるなどのデメリットもあるかもしれませんが、代替が不可能であることはないと思います。もし本当に代替が不可能なのだとしたら、それは仕事ではなく芸術なのではないかと思います。

ある特定の人にしか出来ない工程が含まれるビジネスは、その人がウィークポイントになってしまいます。もちろんそうしたビジネスが存在して悪いわけではないのですが、継続不可能なリスクがあるというのは、それ自体は大きな欠点であることは認識しておくべきだと思います。

また、これはこれから開業しようとする人に対するメッセージでもあります。開業指南ではどこでもナンバーワン・オンリーワンを見つけなさいと書いてあります。しかし、私はここで書いたとおりそれがなければ仕事が成り立たないわけではないと思っています。ここで私が書くことを信じて失敗しても責任を取れるわけでもないのですが、もしこれから開業しようと考えている人で、でも自分はナンバーワンやオンリーワンのスキルが無いからなぁと思っている人がいたら、ひとまずそのことは置いておいてもいいんじゃないかと私は思います。
      
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   <title>残業</title>
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   <published>2007-06-13T12:43:26Z</published>
   <updated>2007-08-21T14:20:42Z</updated>
   
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      フリーランスの場合、勤務時間なんてあってないようなものですので残業という制度もあるわけではありません。それでもまあ、だいたいの仕事時間はあるわけですから、それを越えて働くのは一応残業ということになります。

残業と一言で言ってもいくつかの種類に分けることが出来ると思います。

例えば、常態化して残業が実質的に標準の作業時間化してしまっているもの。本来の意味から言えば、必要な作業は標準時間内にこなすべきで残業はイリーガルなものであるべきなんですがね。

あと、本当に仕事が忙しくてする残業。反対のものとして、忙しくないのに残業。サラリーマンで言う付き合い残業ですね。フリーランスの場合は付き合いでする必要はありませんが、逆に見張っている上司が居ないのでなんとなくだらだらと作業してしまって、思ったよりも時間が掛かってしまったという場合もあります。

別にだらだらとは限らず、自分で仕事を見つければ、思えば仕事なんていくらでもありますから、残業のネタに困ることはありません。帳簿つけていて経営分析を始めてしまい、営業戦略の検討なんて手をつけてしまったら、正解の無い問題ですし、提出期限があるわけでもなし、いくらでも時間を掛けられてしまいます。この点はフリーランスの場合は自分で自分を監督しなきゃいけないので注意が必要ですね。

残業手当ての出ないサービス残業なんてのもあります。これはフリーランスには関係ありませんが。

話はちょっと変わりますが、知り合いの社長で会社全体で残業をしないというところがあります。週1日ノー残業デーではなく、毎日がノー残業デーだそうです。社長も含めて社員全員の意識を変えて、その体制を作ったそうです。24時間働くのが社長の美徳みたいな考え方とは真っ向から反対しますが、私は残業なしの方を見習いたいなぁと思ってます。なかなか出来てないけど。私の現状は上で書いただらだら残業状態。成果が上がっているなら時間の使い方は自由なんですが、同じ成果なら短時間で出来たほうがいいわけですからね。なんとか、真似したいなぁと思いつつ、なかなか出来てません。
      
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   <title>うちの見積もり方</title>
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   <published>2007-06-13T12:39:07Z</published>
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   <summary>受託額の見積もりというのは定量的に計ることの出来ない工数に定量的な金額を当てはめ...</summary>
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      受託額の見積もりというのは定量的に計ることの出来ない工数に定量的な金額を当てはめる作業なんで、正しい方法はありません。出てきた金額を発注側受託側の双方が納得できるかどうかだけです。極端な話、サイコロふって決めてもいいんですが、さすがにそれではいい加減過ぎるんで、損にならない程度に現実的な方法を採る必要があります。

代表的な方法には大きく分けて成果物ベースと工数ベースがあります。成果物ベースとは例えばウェブ制作の場合にページ当たり○○円という考え方。プログラム開発ならば行当たりいくらとかですね。工数ペースは1人月(人日)当たりいくらという考え方。私は基本的に工数ベースで見積もりをしています。なぜなら会社としてみた場合、プログラム開発では掛かる費用は人件費がほとんどです。その人件費は月給という形で時間に応じて支払われるわけですから、工数ベースの方が整合性が採れると思うからです。

ただ、この工数ベースという考え方は特にソフトウェア業界では非常に評判が悪いです。それは特にプログラマの場合は人によって生産性に非常に大きな開きがあるからです。普通の人なら何カ月も掛かるようなプログラムを優秀な人なら数日で作ってしまうなんてことは平気である業界です。この場合工数ベースだけで見積もってしまうと優秀な人は同じ成果を上げても安い報酬しか得られない事になり、それはおかしいという考え方です。でも、この場合は何カ月という工数で見積もればいいと私は思います。だってほかの人なら実際にそれだけかかるんですから。また、工数ベースは完全な見積もり法でないのは確かですが、では代わりに何かいい方法があるかというと聞いたことがありません。ならば、欠点はあっても比較的マシな方法で見積もるのが現実的な対処だと思います。

成果物ベースも工数ベースもどちらも掛かった手間に応じた見積もり方です。それに対して成果物の生み出す価値をベースにするという考え方もあります。1日で作った小さなプログラムだけど、顧客に何億円もの利益を生み出したなんてことは、めったにないけれども無い話ではありません。こうしたときに手間に応じた見積もりだとほんの少額しかうけとれませんので面白くないというのは感情としては分かります。でも、これはうまくいった例の話。逆に何カ月も掛かって作ったけど顧客は1円の利益も得られなかった場合もあります。商売ですからそういうリスクもありますね。そのリスクを負っているからこそ顧客は成功時に莫大な利益を受け取ることもできるわけです。受託側もそのリスクを負ってリターンを得る方法としてロイヤリティ方式がありますが、私はリスクが大きすぎるので使ったことはありません。

ということでうちは基本的に工数ベースで見積もってます。単価は1日4万円。会社によっては業務の難易度に応じて単価に差をつけている場合もありますが、うちは難易度調整は工数で行って単価は均一にしてます。逆にデータ入力のような比較的低難易度の業務でも1日掛かるなら1日分。

工数は純粋に業務に掛かる部分だけで見積もってますので、それ以外に業務管理費として5%の金額を計上しています。これが打合せの時間とか交通費などの費用。5%なんで乱暴ですが、詳細に見積もるのも大変なんでここは概算でやってます。

値切り要請を受けることはそれほどないんですが、やはり時々はあります。半額とかの極端なものならともかく、ある程度なら応じることもあります。ただし一括での値引きだけ。工数や単価での値下げ要請は一切受け付けないようにしています。それをすると、下げた数字が次回以降の標準になってしまうと思うからです。
      
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   <title>見積もりの四方山話</title>
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   <published>2007-06-13T12:35:26Z</published>
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      受託仕事の場合はまず見積もりから始まります。その見積もりについて小ネタ的にいくつか。

見積もりの期限で多いのが「なるべく早く。出来れば今日中に」というもの。そんなに急いでるんだったらということで急いで見積もるんですが、返事はなかなか来ない。1週間2週間と経ったあたりで問い合わせてみると「検討中です」との回答。検討するのはいいんだけど、そんだけ時間があるんだったら、なんで見積もりは当日中に必要だったのよ。

仕様がまだ詳細には決まってなくて、でもとりあえず金額が知りたいと言う事で概算で見積もる事も多い。「詳細な仕様が決まったら見積もり直してください」と言うんだけど、実際には概算のままで納品まで至ってしまうことも多い。というか、こういう場合はたいてい詳細な仕様は作りながら段々決まっていって、見積もり直す機会なんて無い。途中で見積もり直しについて言い出せない私も悪いんだけど。一時期、あとで絶対に見積もり直せるように「約○○円」とか「○○円から○○円くらい」なんてほんとの概算で見積もってた事もあるけど、どうせ仕様は決まらないと分かったので今はしてません。フリーランスの指南書には「仕様は最初にきっちり決めて、できれば契約書を交わしましょう」なんてよく書いてあるけど、現実にはそうもいかない場合も多いのは私が甘いんですかね。

「今回予算が無いんでこの値段で。次で返すから」というのもよく聞きます。返してもらうことはめったにありませんけれど。ゼロではないというのが余計に悩ましい。

見積もりのもとになる資料がアバウトな事も多いです。資料が無くてって意味ではなく。口頭でしか説明してくれないけどきっちり仕様が決まっている事もあります。ではなくてほんとに概要だけの資料しか無い場合。逆に何百ページもあるような詳細な仕様書を渡されても読むのも大変だから困るんですが。ときによっては他社の類似製品を提示されて「これを同じ物を作るとしたら」なんて見積もり依頼もあります。こういうのはまだ企画段階で値段感が知りたいだけですので、こちらもそのように回答してますけれど。

見積もりはもちろん適正な金額で出すのが正論なんですが、それだと実際には仕事が取れない事も多い。しかも非常に。それでも安売りはしない、武士は食わねど高楊枝だってのでもいいんですが、武士ではない私としてはとにかく食べていかなきゃならあないので発注してくれそうな金額に収まるように見積もりをいじることもよくあります。そうすれば仕事は取れるんですが、かかる工数よりも安く請けてますから利益は無いか下手すりゃ赤字。もうほんと悩ましい。

消費税について。「自営業の場合は商品じゃないから消費税は取らない」という事をいう人が居ますが事業所得も立派な消費税の対象です。「年商1千万以下は消費税を納めないから取ってはいけない」という人も居ますがこれも誤解。納税の有無と徴収は関係ありません。ただ、世間的な慣習として「自営業は消費税は取らない」という流れはあるような気はしますし、実際私も個人事業の頃は消費税を取ってませんでした。ただ、法律上は消費税を取るか取らないかは請求書にどう書くか(内税か外税か)だけの違いで取っていることには変わりはありません。
      
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   <title>フリーランスはプロジェクトのコアに係われない</title>
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   <published>2007-06-13T12:32:47Z</published>
   <updated>2007-06-13T12:35:23Z</updated>
   
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      私がまだサラリーマンだった頃の話。とある社内プロジェクトに参加して、下っ端ですが企画段階から結構口を出していました。プログラマとしては私がトップだったので、開発業務については基本設計から自分でやりました。そして、実際に開発工程という段になると人手が足りないので外注のスタッフを呼んだわけです。外注の出来が悪くて苦労したという話ははいて捨てるほどありますが、このときは運のいいことに非常に優秀な人が見つかりました。ぶっちゃけ、私よりはるかに優秀。しかし、その人が参加した段階ではすでにプロジェクトの詳細は決まったあとだから、その人がいくらいいアイデアを持っていたとしてももうどうしようもないわけです。つまり乱暴に言ってしまえば、フリーランスはプロジェクトのコアに係わることが出来ないわけです。

もちろんそうでない場合もあるでしょう。コンサルのようにコアに係わる事が前提の職種もありますし。でも私の職種であるプログラマの場合は、そういう例はあまりなさそうです。

人によって志向する仕事は様々です。プロジェクトのコアに係わりたいと思わない人だってたくさん居るでしょう。でもそうじゃなくて係わりたいと思う人は、フリーランスの道は少なくとも遠回りにはなると思います。私は当時はコアに係わるようになりたいと思っていたのでフリーランスはなりたくないと思いました。今は考えが変わって、それ以外のメリットの方が大きいのでフリーランスになりましたけれど。
      
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   <title>自宅で仕事をするということ</title>
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   <published>2007-06-13T12:28:40Z</published>
   <updated>2007-06-13T12:31:25Z</updated>
   
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      フリーになってしばらくは「よく自宅で仕事できるなぁ」と感心される事がよくありました。自宅だと他の人の目は無いし、ちょっと息抜きになるような誘惑はいっぱいあるしというわけです。が、実を言いますと私も自宅で仕事が出来ていたわけではありません。他人の目がないのでついさぼってしまったり、誘惑に負けてしまったりもしました。実際には締め切りがあるわけなんで、締め切り直前になってあわてて突貫作業で間に合わせていたわけです。

これじゃいかんなぁという事で、いろいろ試してみまた。ノートPC持って喫茶店やファミレス行ったり、ネットカフェで仕事したり。自宅では気が散るからと、安いレンタルオフィスを借りたこともありました。でも目先を変えた最初のうちはよくても、慣れると結局一緒なんですよね。

一番効果が高いのはクライアントのオフィスに出向いて作業するとき。つまり、環境としてはサラリーマンと一緒。結局、他人の目がないことが一番の原因なわけだから、他人の目があると仕事に手がつく。多分、フリーランスが集まるスモールオフィスなんてのがあるといいと思う。でも自宅の通勤時間0秒のメリットも捨て難い。

何度も突貫作業と自己嫌悪と反省を繰り返し、今ではだいぶ自宅で仕事をすることにも慣れました。自己管理と言うとかっこいいけれど、結局は苦しんで慣れるしかないのかなぁと思います。

      
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