マネーゲーム

"マネーゲーム"とはかつてバブル華やかなりし頃に流行った言葉です。それまで株などの投資に無関心だった人までマネーゲームに群がっていました。が、ここではそんな派手な投資/投機ではなく、わたしの個人的な資産運用(という程の額ではないが(^^))について公開レポートしています。

保険:まずは社会保険/社会保障

[2004年05月23日(日)]

これは別に私のオリジナルの考え方というわけではなく、最近溢れている保険の見直し方のマニュアルにはどこにでも書いてある事です。要は年金や健保をまずは確認しようという事です。

社会保険というのは実際には年金保険、健康保険、労災保険、雇用保険の四つを総称して言います。このうち年金保険と健康保険は日本国民なら基本的に全員が(年金保険は20歳以上)加入していますし、サラリーマンであれば労災保険と雇用保険にも加入しているはずです(小さな事業所では未加入のところもありますけど)。

余談ですが、年金は年金保険という保険です。よく「払った分だけもらえないなんて損だ」と言われていますが、それは貯金と保険を勘違いしているのではないでしょうか。(老齢)年金は長生きというリスクに対する保険です。幸福(?)にも早死にした人にとっては保険料は払い損です。でも、保険なんだからそういうもんなんです。年金保険の保険としての仕組みが悪いという非難は分かるのですが、年金は貯蓄として悪いと言うのはなんだかなぁ、と思います。

で本題の社会保険による保障。まずは年金保険。これは長生きしてしまった場合の老齢年金の他にも、遺族年金と障害年金という機能もあります。高度障害になったときに備えるのなら生保に入る前にまずは障害年金を確認しましょう。自分の万一の時の遺族の生活のためにというのなら、まずは遺族年金を確認しましょう。

健康保険。当たり前すぎて忘れられがちかもしれませんが、既に社会保険で医療保険が用意されているんですよね。余程の先端医療か民間療法でもない限り、3割の自己負担で治療を受ける事が出来ます。入院でも同じです。差額ベッド代は自己負担ですが、自分で希望しない限り払う必要の無いお金であるというのも、今では知られた話だと思います。健康保険には高額医療費に対する補償もあります。

労災保険によって、勤務中に起こった事故による医療や遺族補償を受ける事も出来ます。雇用保険により、失業した場合の補償も受ける事が出来ます。これらの全ての制度を使っても、なおかつ不足するお金を民間保険で補償するというのが考え方の筋道だと思います。

また、万一社会保険や民間保険を全く加入していなかったとしても、社会保障制度もあります。教育費にしても奨学金があります。本当に食うに困るような状況になったら、最後の手段として生活保護もあります。そう考えると、果たして「残された遺族」は保険がないと生活生活できないのでしょうか。住宅ローンなど、過大な借金については清算できる準備が必要でしょうが(そして住宅ローンは普通は団信が強制加入です)、それ以上の補償はなくてもそれほど問題ないと私は思います。