マネーゲーム

"マネーゲーム"とはかつてバブル華やかなりし頃に流行った言葉です。それまで株などの投資に無関心だった人までマネーゲームに群がっていました。が、ここではそんな派手な投資/投機ではなく、わたしの個人的な資産運用(という程の額ではないが(^^))について公開レポートしています。

保険:保険料の仕組み

[2004年05月23日(日)]

保険料はどういう仕組みで決まっているかというと、基本的には次の数式になると思っていいと思います。

保険料 = 補填額 * 損害発生率 + 運営経費

例えば、10% の確率で発生する損害で補填額が10,000円、運営経費が500円であれば、保険料は1500円になります。補填額が高くなれば保険料は上がりますし、損害発生率が高くなっても保険料はあがります。100%の確率で損害が発生するなら、補填額は保険料から運営経費を差し引いたものになって、保険を掛けた意味がなくなります。

保険料の仕組みは上記の通りですが、長期契約が前提となる生命保険や医療保険の場合、保険契約中に損害発生率が変わるという問題があります。一般的に言って、年を取るほど病気や死亡のリスクが高くなりますから。

年々変わる損害発生率に対応するため、生命保険では大きく分けて「自然保険料方式」「平準保険料方式」「全平準保険料方式」の三つの保険料の仕組みがあります。

「自然保険料方式」は、損害発生率に合わせて保険料を毎年計算しなおす方式です。もっとも理にかなっている方式だと思いますが、年々上がっていく保険料は心理的な負担感があります。

「平準保険料方式」は、5年や10年と言ったある程度の期間は保険料を一定にする仕組みです。年々、損害発生率が上がっていくのにどうやって保険料を一定にするのかというと、その方法は非常に単純で、保険料を一定にする期間のそれぞれの損害発生率の平均を取るだけです。つまり、先の期間の高い損害発生率を早い期間の低い損害発生率とならしているわけですね。トータルの保険料は自然保険料方式と変わりませんが、年々保険料が上がっていくわけではないので、負担感は少ないですし支払の計画は立てやすいです。ただし、5年や10年といった期間が終わり、保険を再契約または更新すると、保険料が一気に上がります。更新時に保険料に驚くという話はよく聞きますね。

「全平準保険料方式」は、平準保険料方式を更に推し進めたもので、契約の全期間の損害発生確率をならしたものです。当然、契約期間中に保険料が上がる事はありません。「保険料が一生上がりません」と宣伝している保険があり、一見お得なように聞こえますが、何のことはありません。先の保険料を手前にもってきているだけです。