我が家では2001年12月に分譲マンションを購入しました。マンションを買うにあたって調べたり考えた事、また実際に住んでみて思う事をまとめてみました。
[2005年08月21日(日)]
マンションを買って、多少なりともマンション管理について勉強しました。今はマンション管理に関する書籍や雑誌がたくさんあり、また法律整備などでマンション管理をとりまく環境もずいぶんとよくなってきているようです。雑誌などでは一念発起した理事長さんが改革に乗り出し、傾きかけていた管理組合を立て直した成功談などであふれています。その体験談も手法も惜しげもなく公開されています。やる気にさえなれば、マンション管理をよりよくする事は誰にでも出来るようになったと言えるでしょう。
ただ、ここでふと疑問に思うのです。やる気のある人が理事長に就任して立派なマンション管理を行う。一見いいことの様ですが、それでいいんでしょうか。マンション管理は最終的には総会決議で決定しなければいけない直接民主主義制になっています。いくら理事長が立派なことを考えても、総会で賛成が得られなければ、何にもなりません。もし賛成が得られなくてもごり押しで進めるような理事長であれば、それはもう独裁者と呼ぶしかないでしょう。いくら立派な管理内容でも、褒められたものではないように思います。
結局、一番大事なのは組合員みんなが管理に参加するという姿勢ではないかと思います。そして、それを実現するためには、住民同士のコミュニティがしっかりと構築されていなければならないのだと思います。逆に言えば、コミュニティさえしっかりしていれば、何か問題が起きてもスムーズに解決できるのではないかと思います。
マンション管理と言うと、どちらかというと「○○したら管理費が安くなった」「工事の見積もりでは××に注意せよ」といった技術論が先行し勝ちのように思えます。もちろん、それも大事な事なんですが、まずは住民ありきというのがマンション管理の根幹なのかなぁ、と最近思います。
[2005年08月31日(水)]
マンションは管理が大事というのはよく言われている事で、私もこのサイトでいくつかそれに沿った意見を書いてきました。しかし、振り返ってみるとそこで言われていることは「管理の良いマンションの見分け方」が多かったような気がします。確かに、管理に問題のあるマンションよりは、問題が無いか少ないマンションに住みたいというのは誰しも思うことでしょう。しかし、そのマンションを買ってしまえば、管理に関わるのは自分自身であるという視点が抜け落ちているような気がします。極端な話、良好な管理の行われているマンションを購入した人が傍若無人に振舞ったことによって、管理が悪化してしまうという事もあり得るわけです。逆に、劣悪な管理状態のマンションを改革して快適にすることもあり得ます。つまり、マンション管理は理事会も管理会社も大事ですが、居住者自身も同じように大事な役割を担っているという事です。
いきなり居住者自身が大事と言っても、具体的な話がないと絵に描いた餅になってしまいます。そこで、とりあえず私が思いついた良い居住者の条件を挙げてみたいと思います。本当は、こういう話とか管理自体の話などを住宅情報誌などで取り上げて購入予備軍の人にも知ってもらえるといいんですが、そんなことを書いても雑誌が売れないんでしょうかね。また、ちまたにはマンション管理に関する情報がたくさんありますが、そのほとんどは理事長向けです。実際、組合員としてはどういうことを心がければいいのかといった情報はあまり見かけません。今後は組合員向けの情報も増えるといいですね。