BOOKOFFの100円棚で思い向くままに手にとった本を乱読した読書記録。ただし読書量は少なめ。
[2007年02月14日(水)]
マイクロソフト株式会社元社長の成毛氏の本。本人からしたらこの肩書きは過去のものでいやなんだろうけれど、でも実際のところ成毛氏を著名にしている最大の理由でもあるんで、こう書かれるのは仕方が無いでしょう。
会社と言ってもありとあらゆる会社ではなくて、基本的に上場を目指す会社の作り方。全般的に上から見下ろしたような視点からの物言いが鼻につく。もちろん、成毛氏なりの経験と知見から書いているんだろうとは思うけど、あまりにも一般化した書き方にはどうよという気がしないでもない。起業家を年代別に分けて論じるのも、果たして意味があるんだろうか。
会社の作り方そのものと言うよりは、経営コンサルタントやベンチャーキャピタリストがどういう視点で会社を見ているかを知るという意味では、もしかしたら役に立つかもしれない。私はそういう世界にはトンと縁がないので分からないけれど。
個々の細かい節のなかでは気になる点もあるけれど、全般としては退屈な本だったかなぁ。なんで退屈かというと、やはり一般論ばかりが書かれているからかな。成毛氏自身の体験談などがもっとあると楽しく読めたと思うのに。数少ない体験談としては、マイクロソフト社長時代に、好評も悪評もどちらも知名度アップには違いないとしてどちらの記事もひたすらスクラップしていたという話とかは面白かった。